”なぜか友達ができる人”が使っている「7つの言葉」

「友達は欲しいけど、どうやって作ればいいか分からない」と考えたことはありませんか?

大人になると、自然と友達ができる機会は少なくなり、人との関わりを億劫に感じてしまうこともあります。

しかし、心理学の視点からは、友人関係は人生の幸福や健康にも大きく影響する重要な要素です。

心理学者のマリサ・フランコ(Marisa Franco)博士は、友達を作ることに悩む人々に向けて、シンプルかつ効果的な「友達を作る7つのフレーズ」を提案しています。

目次

  • 難しい友達作り!相手との「繋がり」を作るフレーズとは?
  • 知り合いから友達へ!次のステップに進むフレーズとは?

難しい友達作り!相手との「繋がり」を作るフレーズとは?

子どもの頃は、学校や部活動、遊び場などで自然に友達ができていました。

ところが、大人になるとそのような「偶然の出会い」は激減します。

職場や家庭の中で人間関係が固定化され、忙しい日常のなかで新しいつながりを作る余裕がなくなるからです。

さらに驚くべきことに、ある研究によれば、人は約7年ごとに友人の半分を失うことがあると報告されています。

実際、アメリカの成人の58%が孤独を感じているという調査結果もあります。

フランコ博士によれば、こうした孤立感を埋めるには、相手からの接触を待つのではなく、自分から関係を育てようとする姿勢が重要だといいます。

では、どのように話しかけ、関係を始めればいいのでしょうか?

ここでフランコ博士が提案する「7つのフレーズ」が役立ちます。まずは最初の3つを詳しく見ていきましょう。

フレーズ1:『その〇〇、素敵ですね!どこで買ったんですか?』

このフレーズは、最も自然で効果的な「きっかけ」になります。

たとえば、「そのバッグ、おしゃれですね!どこで買ったですか?」といったように、相手の持ち物を褒めることで、ポジティブな雰囲気が生まれます。

心理学の研究によれば、人は褒めてくれる相手に対して好意を抱きやすい傾向があります。

また実験では、自分が話しかけたときに「相手が応じてくれる」と予想した人は「40%以下」でした。

しかし実際は、92%の人が会話に応じ、ポジティブな反応が返ってきたという結果も出ています。

つまり、「話しかけても迷惑かも…」という不安は、思い込みに過ぎないのです。

フレーズ2:『〇〇って、どう思いますか?』

意見を求めるこのフレーズは、相手との心理的距離を縮めるのに効果的です。

たとえば、カフェで隣に座った常連客に「この新作ドリンクって、どう思いますか?」と聞いたり、美術館で「この作品、どう感じましたか?」と投げかけたりできます。

このとき大切なのは、「正解を求める」のではなく、相手の感じたことに耳を傾けることです。

人は自分の意見を話すと、脳が“うれしい”と感じやすくなることが分かっています。

話しているだけで気分がよくなるのです。

フレーズ3:『何かおすすめの〇〇ってありますか?』

「おすすめを聞く」という行為は、相手に対して信頼と尊重のメッセージを送ることでもあります。

「最近読んで良かった本、ありますか?」「この辺りでランチするなら、どこがオススメですか?」といった形で、相手の好みや知識を引き出すことができます。

このフレーズの良いところは、次回以降の会話にもつなげやすい点です。

たとえば、「前にオススメしてくれた映画、観ました!面白かったです!」と報告すれば、再び会話が生まれます。

知り合いから友達へ!次のステップに進むフレーズとは?

続いては、フランコ博士が提案する残り4つのフレーズをご紹介しましょう。

これらは「初対面の会話から次のステップへつなげる」ことにフォーカスしたものです。

フレーズ4:『お会いできて嬉しかったです。また連絡取りたいのですが、何かで繋がれますか?』

初対面で意気投合したら、一度きりの出会いで終わらせないための工夫が必要です。

このフレーズは、相手に選択肢を与えつつも、自分の好意を明確に伝える絶妙なバランスを持っています。

「LINE使ってますか?」「SNSで繋がったりしますか?」と聞けば、相手の心地よい距離感に合わせて次のステップを踏めます。

特にSNSは、コメントや「いいね」などの低リスクで軽やかな関わりを繰り返すのに最適なツールです。

フレーズ5:『知り合えて楽しかった!また遊ぶ計画を立てよう!』

友情は、一度の会話だけでは築かれません。

「この前の話、楽しかったです。また時間あるときにでもお茶しませんか?」といった誘いは、相手に「関係を続けたい」という意思を明確に伝える手段になります。

友情は“繰り返される交流”と“共有体験”によって深まる傾向があります。

「一緒に過ごす計画を立てよう」と誘うことで、次回の約束ができるだけでなく、より親密な関係になれます。

フレーズ6:『〇〇を見て、あなたを思い出したんだ。最近どうしてる?』

意外かもしれませんが、過去のつながりを再燃させることも、新たな友情のスタートになります。

久しぶりに思い出した友人にメッセージを送ると、「連絡をもらって嬉しかった」と返ってくる可能性がとても高いのです。

多くの人が友人を失うのは、その人と相性が悪かったというよりも、単に「お互いの生活が忙しかった」ということが少なくありません。

だからこそ、ちょっとした思い出をきっかけに「また会おう」という流れが生まれやすいのです。

フレーズ7:『一緒に〇〇してくれる人、探してるんです』

この最後のフレーズは、自分の趣味や関心をオープンにすることで、相手が興味を持ってくれる可能性を高めるアプローチです。

「ボードゲームカフェに行ってみたくて」「土曜にランニングしてるんですけど、一緒にどうですか?」といったように、具体的な活動に相手を誘う形を取るのがポイントです。

ちなみに、研究では「人は、知り合いと何か刺激的なことや珍しいことを一緒にすると、その人と親密になりやすい」というデータもあります。

また、断られても「誘われて嬉しかった」という感情は残るため、無理に押しつけなければ関係がこじれることも少ないでしょう。

このように7つのフレーズを活用すれば、大人になっても新しい友達は作れます。

もちろん、そのためには少しだけ勇気が必要です。

あなたが次に誰かと出会ったとき、ぜひこれらのフレーズのひとつを思い出してみてください。

そこから生まれる「つながり」が、人生を豊かにするかもしれません。

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参考文献

7 Phrases You Can Use to Make New Friends
https://www.psychologytoday.com/us/blog/platonic-love/202508/7-phrases-you-can-use-to-make-new-friends

ライター

矢黒尚人: ロボットやドローンといった未来技術に強い関心あり。材料工学の観点から新しい可能性を探ることが好きです。趣味は筋トレで、日々のトレーニングを通じて心身のバランスを整えています。

編集者

ナゾロジー 編集部

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