生成AI搭載のIDE(統合開発環境)とは?メリットや注意点をわかりやすく解説

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生成AIの進歩が目覚ましいですが、その中で注目を浴びている「生成AI搭載型のIDE」というツールがあります。IDEはコーディングをサポートしてくれるツールで、生成AIと組み合わせることで生産性を格段に向上してくれます。生成AIと会話をするイメージでプログラムを組んでいくようなことも可能です。

本記事では生成AI搭載のIDEについて、わかりやすく詳しく解説します。IDEで使える生成AIツールもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

生成AI搭載のIDEとは?

IDE(Integrated Development Environment = 統合開発環境)は、人工知能技術を統合して開発者のコーディングを支援するツールです。コードの自動補完・バグの修正提案・リファクタリングの提案など、開発プロセスを効率化する機能を提供します。IDEを生成AI技術と組み合わせることによって、開発者はより迅速に高品質なコードを書くことが可能になり、開発時間の短縮や生産性の向上が期待できます。

【注意】同じIDEでもパソコンのインターフェースに関するものがある

この記事ではIDEを統合開発環境と説明していますが、パソコンのインターフェースに関する規格としてのIDEがあります。インターフェースに関するIDEは、Integrated Drive Electronicsの頭文字をとったもので、1988年に米国で規格化されました。統合開発環境のIDEとインターフェースに関するIDEは別物ですので、調べる際には気をつけてください。

IDEのメリット4選

統合開発環境であるIDEを利用することには大きなメリットがあります。主な内容は以下で紹介します。上手く利用することで業務効率化を実現できるため、賢く使うことがおすすめです

開発環境をすぐに使える

IDE(統合開発環境)の最大のメリットの一つは、セットアップが簡単なことです。開発に必要なツールやライブラリが一括して提供されるため、すぐにコードの作成や実行を始められます。

通常、開発者が個別に設定しなければならない環境構築の手間を省けるため、初心者にも使いやすい点が魅力です。また、すでに構築された環境では、ツール間の互換性の問題を気にする必要もなく、開発効率が向上します。

1つの画面で複数操作を行える

IDEは、コードエディタ、デバッグ、バージョン管理など、複数のツールを1つの画面で統合的に扱えるのが大きな利点です。開発者は別々のツールを行き来する必要がなく、1つのウィンドウでコードの編集、ビルド、テスト、デバッグを一連の流れで実行できます。この操作性により、作業時間を短縮し、開発のスピードを上げることが可能です。

チーム内の連携がとりやすい

IDEを使用することで、プロジェクトに参加する複数の開発者が同じツールや設定を共有しやすくなります。特にバージョン管理システムやコードレビュー機能が統合されている場合、開発チーム全体で一貫した開発プロセスを維持できるのが特徴です。他にも、特定の設定や環境に依存せず、誰でも同じ環境で作業できるため、チーム内のトラブルシューティングやコードのレビューもスムーズに進行します。

誤りに気づきやすい

IDEには、リアルタイムでエラーチェックやコードの補完機能が備わっており、開発者はコードを書きながら誤りにすぐ気づけるのが特徴です。シンタックスエラーや未使用の変数などの問題がその場でハイライトされるため、後でデバッグに時間を割く必要が減ります。さらに、いくつかのIDEでは、パフォーマンスの改善案や最適化の提案も自動的に行われ、より品質の高いコードを書くためのサポートが充実しています。

なお、生成AIを使うことで業務効率化ができる方法を実際の事例を用いて詳しく説明しています。気になる方はぜひ以下の記事をご覧ください。

IDE の4つのタイプ

IDEにはサポートするアプリケーション開発や仕組みによって大きく4つのタイプに分かれます。以下にまとめていますので、それぞれの特徴を理解して自分が使いたいIDEを選ぶようにしましょう。

ローカルIDE

ローカルIDEは、開発者のコンピュータに直接インストールして使用する従来の開発環境です。EclipseやVisual Studioなどが代表的で、インターネット接続がなくても利用できるのが特徴です。

強力なデバッグ機能や豊富なプラグインがあり、カスタマイズ性に優れている点もメリットです。一方、開発環境をセットアップするために多少の知識が必要で、ハードウェアの性能に依存するため、プロジェクト規模が大きい場合には、動作が遅くなることもあります。

クラウドIDE

クラウドIDEは、インターネット経由でブラウザ上で利用できる開発環境です。GitHub CodespacesやReplitなどがあり、どこからでもアクセスできるのが利点です。

ローカル環境に依存せず、開発環境の設定や保守を簡単にするため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。また、クラウド上でプロジェクトを共有しやすく、チーム開発に適していますが、インターネット接続が必須です。

モバイル開発用IDE

モバイル開発に特化したIDEは、Android StudioやXcodeなど、モバイルアプリを効率よく開発するための機能が充実しています。これらのIDEには、エミュレータが内蔵されており、スマートフォンやタブレット向けのアプリを簡単にテストできます。

モバイル特有のUIデザインやセンサー制御の機能もサポートしているため、アプリ開発を迅速に進めることが可能です。他にも、デバッグやプロファイリングツールも充実しており、パフォーマンスの最適化が容易です。

利用したい言語ごとのタイプ

IDEは、開発するプログラミング言語によっても選択肢が変わります。たとえば、Java開発にはIntelliJ IDEA、Python開発にはPyCharm、C++開発にはVisual Studioがよく使用されます。

言語ごとに特化したIDEは、その言語に最適な機能やツールが統合されており、開発の効率を高めます。さらに、特定の言語に対応したライブラリやテンプレートが豊富に提供されているため、初心者でも簡単にプロジェクトを開始できる点が大きな魅力です。

IDEの選び方4選

IDEにはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか悩んでしまうことでしょう。選び方に失敗して無駄な時間を費やさないためにも選び方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

利用したいプログラミング言語やOSに対応しているか

IDEを選ぶ際に最も重要なのは、自分が使いたいプログラミング言語やOSに対応しているかどうかです。たとえば、Javaで開発するならEclipseやIntelliJ IDEA、PythonならPyCharm、モバイルアプリならAndroid StudioやXcodeなど、それぞれの言語に適したIDEが存在します。

さらには、Mac、Windows、LinuxなどのOSに対応しているかも重要です。特定のOSでしか動作しないIDEもあるため、開発環境に合った選択が必要です。自分が利用したい環境が何かを考え、それに合ったものを選ぶようにしましょう。

使いたい機能やサポートがあるか

IDEには多くの機能が搭載されていますが、自分の開発プロジェクトに必要な機能があるかどうかを確認しましょう。たとえば、デバッガやコード補完、エラーチェック機能などは、コードの品質や開発スピードを向上させます。

また、バージョン管理やクラウド連携、チーム開発向けのサポートも考慮すべきポイントです。さらに、コミュニティや公式サポートが充実していると、問題が発生したときに迅速に解決できるので安心です。

操作性が高いか

操作性もIDEを選ぶ上で大きなポイントです。開発中に頻繁に使用する機能やツールが直感的に使えるか、UIがわかりやすいかどうかは、作業の効率に直結します。

他にも、カスタマイズ性が高く、自分の作業スタイルに合わせたショートカットキーやレイアウトの設定ができるIDEは、長時間の作業でもストレスなく進めることができます。試用版を使って実際の操作感を確かめるのも良い方法です。

予算内に収まっているか

最後に、IDEのコストも選択基準の一つです。多くのIDEは無料版と有料版があり、無料でも十分な機能を備えているものが多いですが、プロジェクトの規模や必要なサポートによっては、有料版の方が望ましい場合もあります。例えば、企業向けのライセンスや専用サポートが付いている場合は、費用がかかることがあります。自分の予算と必要な機能のバランスを見極めて、最適な選択をすることが大切です。

なお、生成AIを使うことで幅広いプログラミング言語を利用できることを以下の記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひご覧ください。

生成AI搭載型IDEにできること5選

生成AI搭載型IDEは開発者の生産性を大きく高めてくれます。以下で、生成AI搭載型IDEにできる代表的な作業をご紹介します。上手に活用することで、ビジネス上の生産性も大きく変わってくるでしょう。

自然言語によるコード生成

生成AI搭載型IDEを使うことで、自然言語によるコード生成が可能になります。開発者が日常言語で説明した機能を、自動でコードに変換してくれるのです。この機能により、コーディングの知識がない方でも、アイデアや要求を直接コードに変えることができます。

この機能を使用することで、開発プロセスを効率化するだけでなく、コーディングの障壁を低くし、初心者をはじめとするより多くの方がソフトウェア開発に参加できるようになるでしょう。

脆弱性の自動検出

生成AI搭載型IDEは脆弱性の自動検出にも役立ちます。生成AIを搭載したIDEはコードをリアルタイムで分析し、セキュリティ上の問題やプログラミング上の欠陥をスピーディに識別。これにより開発者は、脆弱性を早期に発見して修正することができ、セキュリティを強化したアプリケーションの開発が可能になります。

脆弱性の自動検出機能によってコーディングミスや不適切な実装によるリスクを低減し、開発プロセス全体の品質と効率を向上させます。

コードの言語変換

生成AI搭載型IDEは、コードの言語変換も可能にします。具体的には、あるプログラミング言語で書かれたコードを、別の言語に自動で変換するプロセスです。この機能は、

  • 多言語プロジェクトの効率化
  • 古いプログラミング言語を最新言語へ移行
  • 開発者が特定の言語に不慣れな場合のサポート

などに役立ちます。

AIは文脈を理解し、構文やライブラリの違いを考慮して、正確にコードを変換します。これにより、開発プロセスが加速し、生産性の向上が促進されます。

リファクタリング

生成AI搭載型IDEによるリファクタリングは、AIを活用してコード構造を自動で改善し、品質を向上させるプロセスです。この技術はコードの可読性を高め、保守性を向上させ、コーディングパターンを最適化します。

  • 不要なコードの削除
  • コードの再構成
  • パフォーマンスの向上

など、多岐にわたる改善を提案し実行できます。このプロセスにより開発者はよりスピーディに高品質なソフトウェアを開発することが可能になり、長期的にプロジェクトを進めやすくなるでしょう。

コードの解説

生成AI搭載型IDEは、コードの機能や目的を理解しやすい形で説明してくれます。この技術は、特に複雑なロジックや独自の実装が含まれるコードを読み解く際に有効です。新たにプロジェクトに参加した開発者や、特定の言語やフレームワークに慣れていない人々にとっても役立つ存在です。

AIの解説は、コメントの自動生成やセクションごとの概要説明など、開発者が素早くコーディングを進められるようサポートしてくれます。このアプローチにより、、チーム全体の生産性も高まることが期待されます。

生成AI搭載型のIDEの注意点

生成AI搭載型IDEを使用する際の注意点についても解説しておきます。生成AI搭載型IDEは便利なツールですが、使い方を誤ってしまうと、様々なリスクを抱えてしまう原因にもなります。事前に注意点を把握し、安全に活用できるようにしましょう。

著作権上の訴訟リスク

生成AI搭載型のIDEには、訴訟リスクが存在します。2022年6月に月額10ドル(年額100ドル)でリリースされたGitHub Copilotは、コードを書き始めるとその続きを補完してくれるサービスです。GitHub Copilotはライセンスで保護されたコードを学習し、有料サービスを提供しているとして、訴訟を受けました。

使い方によっては著作権違反・特許権の侵害・ライセンス違反などに抵触する可能性があるので、注意が必要です。

生成したコードの脆弱性

生成AI搭載型IDEが生成したコードに含まれる脆弱性も、重要な注意点です。これらの脆弱性は、セキュリティ上のリスクを生じさせ、攻撃者による悪用の可能性を高めます。特に、自動生成されたコードが広く使用される場合、未検出の脆弱性は大きな被害を引き起こす可能性があります。

生成AI搭載型によって生成されたコードを使用する際には、コードをそのまま使うのではなく、徹底的なセキュリティチェックを行うようにしましょう。

情報漏えいのリスク

さらに、情報漏えいのリスクもあります。生成AI搭載型IDEがクラウドベースである場合、機密情報が外部サーバーに送信されることで、不正アクセスやデータ侵害が生じるかもしれません。またAIが生成するコードに含まれるコメントや変数名から、ビジネスロジックやデータ構造が推測される恐れもあります。

これらのリスクを回避するためには、データの暗号化・アクセス制御・厳格なプライバシーポリシーの適用などの対策が必要です。

その他にも生成AIが抱えるリスクについて知っておきたい方は、以下の記事をご覧ください。

IDEで使える生成AIツール7選

生成AI搭載型IDEを実際に使用できるツールをご紹介します。すでに様々なツールがリリースされており、上手に活用することで生産性を劇的に上げることができます。それぞれの特徴を理解し、ユースケースに合わせて利用していきましょう。

GitHub Copilot

GitHub社が発表したGitHub Copilotは、プログラマの生産性を向上させる開発ツールです。生成AIを利用することで、プログラムの自動補完機能を実現します。この機能によりプログラマは、コードを書く際に必要なコードをいちいち入力する必要がなくなります。

また、コマンドラインやドキュメントにも対応することで、より高度な機能を提供します。

機能コーディングの補完・提案
対応プログラミング言語Python、JavaScript、TypeScript、Ruby、Go、C#、C++、など
料金体系・10ドル/月(60日間の無料トライアルあり)・100ドル/年(60日間の無料トライアルあり)
日本語への対応コードエディタから設定可能

Amazon CodeWhisperer

Amazon CodeWhispererは、Amazonが開発した生成AI搭載の生産性向上ツールです。 統合開発環境 (IDE) とコマンドラインで、単一行または全機能のコード候補をリアルタイムで生成し、ソフトウェアの迅速な構築を支援します。組込みのセキュリティスキャンによって見つけにくいセキュリティの脆弱性を特定し、特定された問題を修正するためのコード提案を行ってくれます。

機能リアルタイムのコード提案
対応プログラミング言語Python、Java、JavaScript、TypeScript、C#、Go、Rust、PHP、Ruby、Kotlin、C、C++、シェルスクリプト、SQL、Scala、JSON、YAML、HCL など
料金体系個人:無料プロフェッショナル:19ドル/月
日本語への対応コードエディタから設定可能

Duet AI for developers

Duet AI for developersは、Google Cloudで利用できるコーディング機能です。Google Cloudの各サービスで利用できるAIアシスタンス機能「Duet AI」の一部で、アプリケーション開発などをサポートしてくれます。

自然言語のチャット インターフェースを使用することで、Duet AI for Developersとチャットしてコーディングに関する質問の回答を受け取ることもできます。

機能AI コード アシスタンス
対応プログラミング言語Bash、C、C++、C#、Dart、Go、GoogleSQL、Java、JavaScript、Kotlin、Lua、MatLab、PHP、Python、R、Ruby、Rust、Scala、SQL、Swift、TypeScript、YAML
料金体系19ドル/月
日本語への対応未対応(2024年に対応予定)

JetBrains AI

JetBrains AIは、JetBrains製品の拡張機能です。チャットで質問するだけでAIアシスタントがコードを補完してくれるシステムで、生成AIがプロジェクトのコンテキストから必要な情報を使って、クエリを自動的に補完します。

コード箇所をコピーして貼り付ける必要はなく、JetBrains AI に「開いているファイルのコードを説明」や「MyClass を抽象クラスとして書き直す」といったタスクを与えるだけでコードが完成します。

機能AIによるコード補完
対応プログラミング言語Java、Kotlin、Python 
料金体系トライアル:無料(7日間)Pro:1,083円/月(年払いの場合)
日本語への対応非対応(プロンプトは日本語可)

IntelliCode

IntelliCodeAIを活用したコーディング支援機能です。Microsoftから発表されており、IntelliCodeを使用することで、コード補完の精度と一貫性を高めることができます。 

GitHub で何千ものオープンソースの投稿を分析することで、入力候補一覧の先頭に「使用する可能性が最も高いもの」が表示されるよう設計されており、生産性をあげる提案をしてくれます。

機能コーディング支援
対応プログラミング言語C#、XAML、C++、JavaScript と TypeScript (TypeScript 3.4.2 以降が必要)、Visual Basic
料金体系無料
日本語への対応コードエディタから設定可能

Cursor

Cursorは、プログラミング関連の業務全般を自動化できるAIツールです。ChatGPTの機能を搭載しており、コードを自動で生成できるのはもちろん、チャットで質問したりエラーを自動で修正することも可能です。自動デバッグなどの豊富な機能が備わっているので、Cursorを活用することでプログラミング関連のあらゆる業務を大幅に効率化できます。

機能コードの自動生成・編集・自動デバック
対応プログラミング言語Python、JavaScript、TypeScriptなどVSCodeの対応言語
料金体系ベーシック:無料Pro:20ドル/月Business:40ドル/月
日本語への対応コードエディタから設定可能

AI Programmer

AI Programmerは、日本語で指示を出すと、任意のプログラミング言語で出力してくれるサービスです。現在は、プロトタイプとして無償で公開されています。HTMLとCSSでWebページを作成するなど、言語を指定して日本語でプログラムの内容を書き込むだけで、AI Programmerが自動的にプログラミングしてくれます。

機能日本語でのコーディングサポート
対応プログラミング言語SQL、Python、JavaScriptなど
料金体系無料(β版)
日本語への対応対応

なお、生成AIを活用したノーコード開発について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

IDEの代表例3つを紹介

IDE単体で利用したい場合、以下3つのツールがおすすめです。利用したいプログラミング言語や開発OSなどでIDEの選択肢は変わってきますので、IDE導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

Eclipse

Eclipseは、Java開発向けの代表的なオープンソースIDEとして知られています。Javaだけでなく、プラグインを追加することでC、C++、Pythonなど多くの言語にも対応可能です。

無料で利用でき、拡張性が非常に高いため、幅広いプロジェクトに対応できる点が魅力です。特に、エンタープライズレベルのアプリケーション開発や大規模なチームプロジェクトで使われることが多く、バージョン管理ツールやデバッグ機能も充実しています。

機能コードの補完、リファクタリング、プラグイン機能
対応プログラミング言語Java、C++、Ruby、PHP、JavaScript、Python、Perlなどの対応言語
料金体系無料
日本語への対応プラグインのインストールで設定可能

Xcode

Xcodeは、Appleが提供する統合開発環境で、主にiOSやmacOSアプリの開発に利用されます。Objective-CやSwiftを使った開発に最適化されており、Appleのエコシステム内でアプリケーションをスムーズに構築できるのが特徴です。

内蔵されているシミュレータを使って、iPhoneやiPad上でアプリをテストできるため、モバイル開発者には欠かせないツールです。Appleデバイスを使用する開発者には必須のIDEといえます。

機能コードの自動補完、リファクタリング、エラーチェック、コード検索機能
対応プログラミング言語Swift、Objective-C、C、C++、Java、AppleScript
料金体系無料
日本語への対応標準言語の変更から設定可能

Visual Studio Code(VScode)

Visual Studio Codeは、Microsoftが提供する軽量かつ拡張性の高いエディタで、さまざまなプログラミング言語に対応しています。特にWeb開発での使用が多く、JavaScriptやTypeScriptをはじめ、Python、C++、Goなど、多言語をサポートしています。

無料で利用でき、豊富な拡張機能をインストールすることで、デバッガ、バージョン管理などの機能を簡単に追加可能です。シンプルな操作感ながら、非常に強力な開発ツールとして広く使われています。

機能コードの補完、リファクタリング、デバッグ、拡張機能
対応プログラミング言語C、C++、C#、Java、JavaScript、Python、Ruby、HTML、Goなどの対応言語
料金体系無料
日本語への対応拡張機能のインストールで設定可能

生成AI搭載のIDEを活用して、コーディングを効率化しよう

生成AI搭載型IDEについて解説しました。生成AIを搭載したIDEを活用することで、

  • 自然言語によるコード生成
  • 脆弱性の自動検出
  • コードの言語変換
  • リファクタリング
  • コードの解説

などが自動化でき、作業効率が格段に上がります。

さらに、IDE利用すると以下のようなメリットがあります。

  • 開発環境をすぐに使える
  • 1つの画面で複数操作を行える
  • チーム内の連携がとりやすい
  • 誤りに気づきやすい

操作もしやすく、すぐに使えるツールも数多くリリースされているので、誰でも簡単にコーディングを行えるのがIDEの特徴です。

一方でIDEを使う際は以下の注意点に気をつけなければなりません。

  • 著作権上の訴訟リスク
  • 生成したコードの脆弱性
  • 情報漏えいのリスク

これらの注意点に気をつけながらプログラミングやコーディングのサポートをしてもらい、作業の生産性を上げましょう。

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